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第126話 ~京都・幻の都と仏の里をめぐる旅~
今回は京都府木津川市で「京都・幻の都と仏の里をめぐる旅」。最初に訪れたのは、奈良時代に数年だけ都が置かれた場所「恭仁宮跡」。恭仁京とは740年(天平12年)聖武天皇が平城京から遷都し、平城京の大極殿や朝堂院などが移築されたがわずか3年後に造営が中止され、744年には難波京へ遷都。さらに745年には再び平城京へ遷都されたというまさに幻の都です。2人は現地の案内人と一緒に、大極殿の礎石などわずかに残った遺構を見て当時に思いを馳せます。
続いては石仏の里とも呼ばれる当尾地区へ。ここは、奈良時代に栄えた南都仏教の影響を色濃く受け、僧侶たちが庵を結び修行した地で、この地区一帯には多くの石仏が造立され、今も道を行き交う人々の道しるべになっています。僧侶の庵が発展したお寺の一つが「岩船寺」。天平元年に行基が阿弥陀堂を建立したのが始まりとされ、御本尊の阿弥陀如来坐像は現存する阿弥陀如来像の中でも最古級とされる国の重要文化財となっています。
当尾地区もう一つの名刹が「浄瑠璃寺」。永承2年、薬師如来を本尊として創建されたお寺で、本堂に安置されている「九体阿弥陀如来像」は国宝にしていされています。そのほか浄瑠璃寺の参道にある郷土料理のお店「あ志び乃店」にも立ち寄ります。
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キャスト

チャンカワイ
(Wエンジン)

池山智瑛
提供










協力

