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第116話 ~俳聖 芭蕉の故郷を知る旅~
三重県伊賀市で「芭蕉の故郷を知る旅」。現在の三重県伊賀市で生まれた松尾芭蕉は、この地を治める藤堂家に仕え、その後俳諧に出会い江戸へ移るまでの30年以上を伊賀で過ごしました。
最初に訪れたのは、芭蕉に関する資料を多くそろえる「芭蕉翁記念館」。ここで芭蕉の生涯やたくさんの俳句を残した旅の足跡を学びます。
続いて向かったのは「史跡松尾芭蕉翁生家」。ここは芭蕉が生まれた場所を見学できる施設。現在の建物は芭蕉の父の兄、半左衛門が受け継ぎその子孫が江戸末期に建て直したものですが、当時の伊賀の民家のつくりを見ることのできる貴重な資料にもなっています。生家に隣接してあるのが、芭蕉が書斎として使用した釣月軒。芭蕉初めての句集として有名なのが「貝おほひ」。これを江戸に旅立つ前に奉納したとされるのが菅原神社。地元では上野天神宮という名でも親しまれています。ここで2人は、日本に2冊しか残っていないという貴重な『貝おほひ』の複製本を見せてもらいます。
最後に訪れたのは、芭蕉も好物だったといわれる地元伊賀に伝わる、豆腐田楽の名店「田楽座わかや」。江戸時代の文化年間創業の歴史あるお店で、豆腐や味噌はすべて手作りというこだわりのつまった味噌田楽をいただきます。
取材先
芭蕉翁記念館 | > 詳しくはこちら < |
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史跡 芭蕉翁生家 | > 詳しくはこちら < |
菅原神社 | > 詳しくはこちら < |
田楽座 わかや | > 詳しくはこちら < |