PROGRAM番組紹介/一覧

2025年度日本記者クラブ賞特別賞受賞 三重テレビ放送 ハンセン病関連番組や特集(一部)

三重テレビ放送では2001年から、番組制作を中心にフォーラムや出版などを通してハンセン病に対する差別解消に向けて取組を進めてきました。その一端を、以下からご覧いただくことができます。

●Yahoo!ニュース特集 との共同企画

「差別の歴史どう語り継ぐ ~ハンセン病元患者らの思い~」(2018年)

https://news.yahoo.co.jp/feature/954/

 

 

●特別番組

「縁側のぬくもり ~島の女性たち~」 (2023年)

 

「島を知る ~せんせいが訪ねたハンセン病療養所~」(2024年)

 

 

●フォーラム

「ハンセン病問題を自分のものに ~家族訴訟と社会の責任~」(2021年)

 

「今こそ問われるハンセン病問題の教訓 ~コロナ禍で考える感染症への偏見・差別~」(2023年)

 

 

●Mieライブ特集「修学旅行 行く先は療養所」(2023年)

 

 

●三重テレビ放送 ニュースから

 

 

●三重テレビ放送コラム「デスク席から」

https://mtvblogkisha.blogspot.com/

 

 

●Yahoo!ニュース

「THE PAGE ハンセン病とは」(2020年)

https://news.yahoo.co.jp/articles/de57b660a6943ae15cb6751792c3f4305ae9fb39

 

「THE PAGE 人間は差別するものなのか?」(2020年)

https://news.yahoo.co.jp/articles/6722a1df362d787a471af8578fb5055c099e6cff?page=2

 

 

●大谷昭宏事務所コラム 「社会の矛盾に光を当てる仕事」(2009年)

http://oao.d.dooo.jp/scrap/0905.html

 

●参考…日本記者クラブ賞について(日本記者クラブHPより)

https://www.jnpc.or.jp/outline/award

 

 

●ハンセン病に関する制作番組一覧

・かけはし ~元ハンセン病担当官の苦悩と喜びから~ 2002年5月放送/55分

三重県庁で長年にわたってハンセン病担当官を務めた高村忠雄さん・村田長次さんと、三重県出身の療養所入所者の交流を取材した番組。

 

・ハンセン病とともに 2003年3月放送/30分

ハンセン病療養所で暮らす三重県出身者の一時帰郷などを長年サポートした名張市の故・寺田一郎さんの活動や高村さんの手記を詳しくまとめたほか、高松宮記念(現・国立)ハンセン病資料館を訪ね語り部の佐川修さんから証言を聞きました。

 

・石(つ)蕗(わ)の花咲くふるさとへ ~ハンセン病回復者 63年目の故郷~ 2004年3月放送/55分

20歳で長島愛生園に収容された田端明さん。失明し顔に後遺症も残ります。そんな田端さんが、地元の人達の支えを受け63年ぶりに一志町(現・津市)への帰郷を果たしました。講演にも臨んだ田端さんは訴えました、「差別するのは人間だけだ」と。

 

・いのちの“格差” ~戦争に翻弄された病 ハンセン病~ 2008年10月放送/55分

第二次世界大戦中、日本のハンセン病療養所には食糧や医療品が行き渡らず大勢の患者が命を落としました。国威発揚が求められた時代に翻弄された病がハンセン病だったのです。“戦争”を切り口に、弱者排除の風潮に警鐘を鳴らしたドキュメンタリー。

 

・“さとがえり” ~ハンセン病回復者帰郷事業の半世紀~ 2014年5月放送/55分

ハンセン病療養所で暮らす人達を対象にした「里帰り事業」が、多くの都道府県で実施されていました。三重県でも行われていましたが、バスで観光地をめぐるコースが中心。どうして年1回の里帰り事業でしか帰れないのか、どうして観光地めぐりが中心なのか…

 

・大ちゃんと為さん ~あるまちの風景~ 2016年12月放送/55分

中国地方のあるまちの日常。三重県出身の「大ちゃん(吉田大作さん)」の趣味はカラオケ。「為さん(川北為俊さん)」の五十代はゲートボールに没頭。彼らの暮らすまちは、理髪室、スーパー、集会所、郵便局、お墓などがあり、生活していく上で必要なこと全てを行うことができます。約300人(放送当時)が暮らすこの「まち」はとても“便利”な場所。しかし、特別な場所でもあるのです。まちの人たちは、いずれも共通の“苦難”を乗り越えてきたのでした。ここはハンセン病療養所。彼らが暮らす島の姿や入所者の人生を通して「ハンセン病問題の今」を考えました。

 

・虹のむこうには ~市民が向き合った“ハンセン病”~ 2020年1月放送/30分

県民にハンセン病問題について考えてもらおうと「ハンセン病療養所フィールドワーク」が実施されました。30人が岡山県の療養所を訪れ、患者収容桟橋や「収容所」、納骨堂を見学したほか、三重出身の入所者とも交流。参加者の思いを通して差別なき社会への道筋を考えました。

 

・家族の“ハンセン病” 2020年5月放送/55分

上記フィールドワークには、三重県内の夫妻も参加していました。ふたりの遠縁にあたる吉田大作さんが長島愛生園で暮らしていたからです。しかし、夫妻が大作さんの存在を知ったのは最近のこと。番組では「家族訴訟」も取材し、“家族・親族にとってのハンセン病”に迫りました。

 

・遺(のこ)すことば ~三重から島へ ハンセン病回復者の思い~ 2021年1月放送/55分

らい予防法廃止から25年、国賠訴訟判決から20年の節目にあたる2021年、改めて入所者の声に触れてもらおうと企画しました。これまでインタビューしてきた40人以上の証言の中から、おもに三重出身者の声を集めて構成。

 

・島からの願い ~為さんとハンセン病、そしてコロナ~ 2022年5月放送/60分

為さん=川北為俊さんは三重県津市出身。長島愛生園で暮らしています。その為さんは2021年春に他界(享年86)。改めてその言葉を見つめ直すとともに、新たな感染症=新型コロナ感染者への差別やハンセン病との共通点などを考えました。

 

・縁側のぬくもり ~島の女性たち~  2023年1月放送/30分

長島で暮らす三重出身の3人の女性にスポットをあて、同じ過ちを繰り返さないようにと願って制作したドキュメンタリー。時折三重県へ帰郷している幸子さん、一時療養所を出て夫と暮らすも差別の厳しさから園に戻ってきた千恵さん(仮名)、そして、既に他界したと思っていた母親が別の療養所で生きていたという初子さん。3人の静かな訴えが心に響きます。

 

・島を知る ~せんせいが訪ねたハンセン病療養所~ 2024年1月放送/30分

療養所へのフィールドワークを2023年12月、4年ぶりに実施。「次代に正しく伝える」をキーワードに、県内の教職員を対象に行いました。「自分たちが伝えていかねば」との思いを新たにした参加者。その様子を、彼らの感想文を交えて構成。

 

 

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