MieMuで戦後80年の特別展「戦争と三重」
今年は終戦から80年です。津市にある三重県総合博物館MieMuでは19日から戦時下の兵士と国民の暮らしを紹介する特集展示が始まりました。
戦後80年を迎えても世界から戦争や紛争が無くならない中、戦争の悲惨さや平和の尊さについて考えてほしいと開かれたもので、会場には、招集令状や銃痕のある鉄かぶとなど、出征した兵士に関する資料や、「銃後」と呼ばれた国民生活が分かる資料など約30点が展示されています。
中には、戦費をまかなうため、国民も購入した戦争国債券や、代用品として作られた紙製のランドセルなど、戦争の影響が色濃く分かる資料もあり、当時の空気を感じることが出来ます。
この特集展示「戦争と三重」は三重県総合博物館MieMuで8月24日まで行われ、観覧は無料となっています。