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LINEビデオ通話で「事情聴取」 30代男性が2100万円騙しとられる 

 12日、三重県四日市市に住む会社役員の男性(30歳代)の携帯電話に、警視庁の警察官を名乗る人物から「あなたが詐欺事件の関係者の疑いがある」などと電話があり、「管轄が山梨県警になる」と言って電話が転送されました。

 その後、山梨県警察本部を名乗る人物から、LINEのビデオ通話で事情聴取を受けた男性は「金融庁で資金調査が必要となるため、所有する預金を送金してください」「潔白が証明できれば全額返金する」などと資金調査の支払いを要求され、12日と13日の2日間で3回にわたり、現金合わせて2100万円を指定された口座にインターネットバンキングやATMから振り込みました。

 しかし、振り込み後のビデオ通話中に突然通話が途切れ、その後に連絡が取れなくなったことから騙されたことに気づき、警察に通報して事件が発覚したということです。

 警察で特殊詐欺事件として捜査しています。

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