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9キロ逆走で6人けが ペルー国籍の男に懲役1年6カ月の実刑判決 三重県

今年5月、三重県亀山市の新名神高速道路で乗用車が逆走し、避けようとした車が巻き込まれた事故で、危険運転致傷と道路交通法違反の罪に問われていたペルー国籍の男に対し、津地方裁判所は8日、懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

 危険運転致傷と道路交通法違反の罪に問われていたのは、ペルー国籍のロッシ・クルーズジョン・エリアス被告(35)です。

 起訴状などによりますと、エリアス被告は今年5月、名古屋市内で酒を飲んだ上で車を運転し、新名神高速道路の下り線を逆走。車4台が絡む追突事故を起こし6人にケガをさせた罪に問われていました。

 津地方裁判所で開かれた裁判で湯川亮裁判官は「約9キロもの距離を逆走し続け、犯行の約7時間前には酒気帯び運転にも及んでおり交通ルールを軽視する態度は限度を超えている」としてエリアス被告に懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡しました。

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