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2033年式年遷宮へ機運高まる 豪商・長谷川家に残る「お蔭参り」資料を公開

 2033年に行われる式年遷宮に向け機運が高まる中、松阪を代表する豪商・長谷川家が所有する資料を通して、伊勢参りの様子を紹介する企画展が、いま、三重県松阪市にある旧長谷川治郎兵衛家で開かれています。

 伊勢にほど近い松阪で、木綿問屋などで成功を収めた豪商・長谷川家には、周期的に起きた伊勢神宮への集団参宮「お蔭(かげ)参り」に関する資料が数多く残っています。

 会場には「お蔭参り」の時に起きた不思議な出来事や、当時の人々の様子をまとめた文献など「お蔭参り」にゆかりのある品々46点が展示されています。

 そのうち長谷川家の9代当主・元凞(もとひろ)が10歳の頃に「お蔭参り」をする際に身に着けていた菅笠(すげがさ)と、ほどこしを受けるために使われた柄杓(ひしゃく)が展示されていて、菅笠と柄杓がそろって見つかったのは県内初とされています。

 また伊勢神宮のお札も展示されていて、当時そのお札が長谷川家の庇(ひさし)に置かれてあったことから縁起が良いとされ、奉公人を外宮と内宮へ参宮させたことがお札箱に記されています。

 この企画展は、松阪市の旧長谷川治郎兵衛家で10月25日まで開かれていて、10月10日には学芸員による展示解説も行われます。

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