人道支援の最前線の現状語る 「国境なき医師団」事務局長が母校で講演
紛争地や被災地などで医療援助を行なっている「国境なき医師団日本」の事務局長、村田慎二郎さんが6日、母校の三重県立津西高校で講演しました。
これは、国際的な人材育成に取り組んでいる県立津西高校が開いた講演会で、卒業生で「国境なき医師団日本」事務局長の村田慎二郎さんが講師として招かれ、1年生と2年生の生徒が参加しました。
村田さんはシリアや南スーダンなどの紛争地で派遣国の、すべてのプロジェクトを指揮する活動責任者に日本人で初めて任命され、国レベルの交渉などに従事してきた経歴の持ち主です。
悲惨な現地の様子など、国際的な人道支援の最前線の現状を紹介した村田さんは「日本に生まれて“夢を描かない・追いかけない”のはもったいない。偏差値や受験の結果などで自分自身で天井をつくらず、これができたら本望という心からの究極の夢を持って欲しい」と訴えました。
そして、村田さんは「世界の現実を知り、個人としての成功よりもはるかに大事なもののために自分の命を大きく使って下さい」と後輩たちに呼びかけました。