新世代のがん治療・診断 放射線医療機器が稼働開始
がんの治療、診断をする新世代の放射線医療機器の稼働開始を受け、23日、三重大学医学部附属病院で、内覧会が行われました。
東海地方で初めて導入したのは即時適応放射線治療装置「ETHOS Therapy HyperSight」です。
AIを使った専用システムにより、直腸がんや肝臓がんなど日ごとに変化する腫瘍や周辺臓器の位置関係や形状に合わせて十数分で治療方針を修正し、治療を実施できます。

これまでは何日も前に撮影されたCTを使用して治療を行うため、実際の腫瘍が動くことを考慮して、照射する範囲を広めに設定していましたが、新しい治療では、がんにより多くの放射線をピンポイントで当てることができます。

また、これまでは60秒かかっていたCT画像の撮影が、6秒で高精細に撮影できることから、治療までの準備時間などが短縮され、患者の負担軽減にもつながります。

また、県内で初めて導入される半導体PET/CT装置は、感度が高い半導体検出器を搭載していることから、一般的な画像検査と比べて、がんの広がりをより正確に診断することができます。
今月から即時適応放射線治療装置の稼働を開始していて、半導体PET/CT装置も、3月から本格的な稼働を始めるということです。
