年末に向け出荷ピーク 三重県産いちごの出来栄え競う
年末年始やクリスマスにむけて出荷のピークを迎える三重県産いちごの出来栄えを競う、共進会が18日、津市で開かれました。
今年の共進会には、県内各地から酸味が柔らかで上品な香りが特長の「かおり野」をはじめ、粒が大きく甘みが濃い「章姫」や三重県で開発された赤みが鮮やかで糖度が高い「うた乃」など5品種114点が出品されました。

審査では三重県中央農業改良普及センターや農業研究所の職員らが形や香り、粒の大きさなどをひとつひとつ丁寧にチェックしました。
今年は猛暑や天候不順などの影響で生育の遅れなどが見られたものの、台風や病害虫の被害はなく、生産者の適正な管理の結果、例年通り品質の良いいちごが育っているということです。審査の結果、伊勢市の西村彰さんが出品した「うた乃」が最高位にあたる農林水産大臣賞に輝きました。
