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東日本は角餅、西日本は丸餅 三重の雑煮は?

 正月に食べる雑煮について学ぶ講座が、15日に三重県津市榊原町の温泉旅館で開かれました。

 湯元榊原舘が4年前から開いている「三重の文化や歴史」を学ぶ講座で、この日は三重県総合博物館MieMuの学芸員・門口実代さんが三重県の雑煮について紹介しました。

 その中で門口さんは、三重県ではすまし汁に角餅を入れたものが多いが、県の中央部ではみそ汁の所もあることや、伊賀・伊勢では丸餅を入れるところもあると説明しました。

 また全国的にみると、東日本は角餅、西日本は丸餅が多いという調査結果を紹介し、三重県はどちらも分布しており「食文化の接点と言えるのではないか」と話していました。

 この後、参加者は名張市の雑煮を実際に味わい、自分の家の雑煮との違いを確かめていました。

 参加者は「うちの雑煮は赤みその雑煮ですから全然違う」「雑煮だけ食べた時は薄味でと思ったけど、きな粉と合わせるとおいしかった」と話していました。

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