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民間の在庫量が過去最大レベル増加の見込み 来年の県産米を約3000トン減産へ

 米の価格高騰が続く中、三重県は来年の県産米の生産量の目安について、2025年より約3000トン減少する見通しを示しました。

 猛暑による生産量の減少や、インバウンド需要の増加などの影響で米の価格が高騰し、東海地方のスーパー店頭での平均価格は5キロあたり約4300円と高止まりの状況が続いています。

 その一方で、2025年10月に国が示した需給見通しでは、今後、民間の在庫量が過去最大レベルに増加する見込みで、農家が生産調整する際の指標となる生産目安を2025年より約5%少なくする「減産」とする方針を示しています。

 このため、三重県や農業関係団体などで作る協議会は、2026年の県産米の生産目安について、2025年より約3400トン少ない約13万3000トンとする方針を今月中に決定し、生産者などに提示することにしています。

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