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地震発生を想定し 実際の道路で手信号訓練

 10日、三重県津警察署で南海トラフ地震の発生を想定した訓練が行われ、停電で信号がつかなくなった場合に備えた手信号による交通整理の訓練が行われました。

 訓練には、津警察署の警察官約100人が参加しました。

 はじめに、髙橋哲也署長が8日に青森県で震度6強を観測した地震や四日市市の豪雨災害など、今年国内・県内で発生した災害を振り返り「災害発生時に自信を持って行動するためには日頃からの訓練や準備が大切だ」と話しました。

 訓練では地震による停電で信号が使えなくなった際に必要となる手信号の確認、がれきや倒れてきた木などを除去するチェーンソーなどの使い方を確認。その後、近くの県道の交差点に移動し、手信号を実践しました。

 警察官らは実際の道路の信号を消して交通量の多い通勤時間帯の交差点に立ち、手信号で交通整理を行いました。

 ドライバーらは突然の訓練に驚きながらも、警察官の手信号や指示に従い、安全に通行していました。

 実際の道路で手信号による交通整理の訓練を行うのは県内ではかなり珍しいということです。

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