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破魔矢の奉製作業進む

 1年の災難を払い福を招く縁起物、破魔矢の奉製作業が三重県伊勢市の猿田彦神社でピークを迎えています。

 最盛期を迎えているのは正月の縁起物「破魔矢」作りです。

 8日は、巫女たちが朱色の破魔矢に来年の干支馬が描かれた絵馬や鈴などをひとつひとつ丁寧に取り付けていました。

 破魔矢は、長さが90センチと60センチの大小2種類で、約5000本が準備されます。

 11月中旬ごろから始まった作業は、12月20日ごろまで行われる予定で、完成したものはおはらいを行い、12月12日から授与を始めるということです。

 猿田彦神社の新居一城権禰宜は「ひとつひとつ丁寧に奉製しています。猿田彦大神のご神徳により皆様の行く先の道が開かれるように祈願しています」と話していました。

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