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シニアドライバーに交通安全セミナー サポートカー限定免許という選択肢も

 加齢に伴う身体機能の変化を理解することで安全運転につなげてもらおうと、高齢者を対象にした安全運転セミナーが三重県津市で開かれました。

 年末の交通安全県民運動にあわせて開かれたもので、津市内の70歳から90歳までの高齢者13人が参加しました。

 はじめに津警察署の署員から、運転を続ける選択肢のひとつとして衝突被害軽減ブレーキなどが装備され安全運転を支援するサポートカー限定免許について説明されました。

 そして、実際に最新のサポートカーに乗り込んでブレーキとアクセルを踏み間違えた場合のブレーキ機能などを体験していました。

 また、画面の信号にあわせてアクセルとブレーキを踏み分ける運転適性検査や、自動車学校の指導員が同乗して教習所を走行する運転診断などが行われ、参加者は自分の運転の癖や安全運転へのアドバイスを受けていました。

 津警察署によりますと、今年に入ってから10月末までの三重県内における免許証返納件数は5388件となっていて、そのうち、サポートカー限定の免許申請は1件にとどまっているということです。

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