あおり運転などを上空から 「スカイアイ取締り」出動 年末交通安全県民運動はじまる
人や車の動きが活発になり、交通事故の増加が懸念される年末に向けて、三重県内では1日から交通安全県民運動が始まりました。

交通事故の防止を図る年末の交通安全県民運動の初日となった1日は、県内各地で啓発活動が行われました。

このうち、東名阪自動車道の亀山パーキングエリアではヘリコプターとパトカーが連携して、あおり運転などを取り締まる「スカイアイ取締り部隊」の出動式が開かれ、三重県警の高速道路交通警察隊や中日本高速道路などの関係者約60人が参加しました。
「スカイアイ取締り」は、高速道路や自動車専用道路であおり運転などを行う車両を上空のヘリコプターが見つけ、地上のパトカーが追跡するもので、高速隊の隊員らがパトカー5台でパーキングエリアを出発し、ヘリコプター1機とともに取り締まりにあたりました。

三重県警によりますと「スカイアイ取締り」によって2018年からこの日までに35回の出動で、92件の違反を検挙しています。

また、この日は3件の違反を検挙したということです。