製造業でアメリカ関税政策の影響か 2カ月ぶりの減
10月の三重県内の有効求人倍率は1.16倍となり、2カ月ぶりに前の月を下回りました。
三重労働局の発表によりますと、10月は有効求人数と、有効求職者数が共に減少しましたが、求人数の減少幅が大きかったため、県内の有効求人倍率は前の月から0.02ポイント下回り、1.16倍となりました。

三重労働局によりますと、慢性的な人手不足で運輸業や建設業などで新規の求人数が増えましたが、製造業ではアメリカの関税政策の影響を受け、自動車などの輸送用機械器具の求人が減少しました。

県内の雇用情勢について三重労働局は「求人が求職を上回って推移しているものの、求人の動きには足踏みが見られ改善の動きに弱さが見られる」としています。