「小学生でも一定の収入があると所得税を」 高校生が児童に租税教室
「税」の大切さを小学生に知ってもらおうと、三重県立津商業高校の生徒が、21日、津市立西が丘小学校で租税教室を開きました。
年齢の近い世代から税について教わることで、親しみをもってもらおうと、今回初めて開かれたもので、津商業高校の3年生の選択授業「課題研究」で「税」をテーマに学んだ18人が西が丘小学校の6年生の児童に、租税教室を行いました。
最初に税金に関するクイズを行い、小学生でも一定の収入があると所得税を納めている事を教わると、児童から驚きの声があがり、「おこづかいに所得税がかからなくて良かった」と正直な声も聞かれました。
そして、税金は日常生活にも深く関わる警察・消防といった公共機関やインフラ整備なども使われていて、みんなで出し合って負担する「会費」のようなものということを学んでいました。