登山者が下山中にクマと遭遇
21日午後、三重県いなべ市藤原町山口の藤原岳で、登山道を下山中の60代の男性が、クマと遭遇しました。
クマとは約50メートル離れていたということで、男性はその後、警察の山岳警備隊とともに下山して無事で、ケガはありませんでした。
警察の調べによると、21日午後2時半頃、いなべ市藤原町の藤原岳を登山していた四日市市に住む60代の会社員の男性から「下山中、約50メートル先で体長約1メートルのクマを目撃した。下山方向にクマがいるので下りられない」と消防を通じて110番通報がありました。
警察は男性に安全確保をして登山道に留まるように指示し、その後、山岳警備隊が男性と合流して、無事下山しました。男性にケガはありませんでした。
現場は藤原岳の木和田尾根登山道の入口から西に約600メートルのところで、警察では登山の際は十分注意するよう呼びかけています。