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来年・指定80周年を迎える伊勢志摩国立公園で観光とまちづくりについて講演

 三重県の志摩半島を中心とする伊勢志摩国立公園が20日、国立公園指定から79周年を迎えたことを記念して、鳥羽市でイベントが開かれ、将来の「国立公園」のありかたなどについて講演などが行われました。

 伊勢志摩国立公園は、1946年、戦後初の国立公園に指定され、来年・指定80周年の節目を迎えます。

 20日は、立教大学大学院で観光学について研究を行っている齋藤進駒さんが「観光地としての伊勢志摩国立公園」と題して講演しました。

 この中で齋藤さんは、伊勢志摩の観光の歴史について紹介したあと、伊勢志摩は観光地であると同時に、暮らしの場であることについてふれ、今後は、観光とまちづくりについて考えながら、適正規模の「保全」を行っていくことが大切だと話していました。

 また、伊勢志摩国立公園の保全や活用に貢献してきた人や団体を表彰する「石原円吉賞」の表彰式が開かれたほか、来年の国立公園指定80周年に向け、記念事業などで使われる「ロゴマーク」やポスターなども発表されました。

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