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神宮林のクスノキを使った一刀彫 「干支守」の箱詰め最盛期

 三重県伊勢市の伊勢神宮では、来年の干支「丙午」をかたどった「干支守」の箱詰め作業が最盛期を迎えています。

 伊勢神宮の「干支守」は、神宮林のクスノキを使った一刀彫で、今年4月から伊勢市などの彫刻師16人が彫刻作業を進めています。

 干支守のデザインは、愛知県岡崎市の彫刻家・山下清さんが毎年担当していて「新春の旭日に凛とたくましく前進する若い馬」が表現されています。

 20日は内宮近くの奉製所で、神宮の職員が出来上がった干支守を一つ一つ和紙に包み神宮のお守りを添えて丁寧に木箱に詰めていました。

 干支守は大小あわせて約2万3000体が用意され、大きいものは1万円、小さいものは3000円で12月1日から内宮と外宮の神楽殿などで授与されます。

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