現役ドライバーが小学校で出前講座
子どもたちにモータースポーツを身近に感じでもらおうと、三重県鈴鹿市の明生小学校で現役のプロレーシングドライバーを講師に招いた出前講座が開かれました。

講師として招かれたのは、国内最高峰レース・スーパーフォーミュラに参戦する大湯都史樹選手です。
子どもたちを前に大湯選手は、時速300キロのマシンに乗ってレースを戦っていることなどを紹介した上で「夢や目標などやりたいことを日々の生活でたくさん見つけてほしい」と呼びかけました。

スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションと鈴鹿サーキットがある鈴鹿市は、モータースポーツ振興と地域活性化を目的に2024年に協定を結んでいて、17日の出前講座はその一環として行われました。
子どもたちは、タイヤ交換を体験したり、マシンのコックピットに乗り込んでハンドルを握ったりと、楽しみながらレーシングマシンに触れていました。
児童は「思っていた以上にペダルが高くてびっくりした」「(レースの)話を聞いて興味が出た」などと話し、大湯選手は「授業や体験会はとても楽しめた。サーキットにまだ行ったことのない人も多いと思うので、これを機にぜひサーキットに来てほしい」と話していました。


大湯選手が参戦するスーパーフォーミュラは、11月22日と23日に鈴鹿サーキットでシーズン最終戦を迎えます。