子育て世帯に地元産の新米を配布 三重・桑名市
物価高騰が続くなか、三重県桑名市では子育て世帯を支援しようと、子どもがいる家庭を対象に今月下旬から新米を配付することにしていて、10日、新米の準備状況を市長が視察しました。
桑名市は、長引く物価高騰に対する生活支援策として、市内に住民登録がある0歳から18歳の子どもがいる世帯を対象に、子ども1人当たり2キロの新米を、希望する家庭に今月下旬から配付することにしています。

10日、配付用として市内の米穀店に届けられた桑名産コシヒカリ約13トンの精米の過程などを、桑名市の伊藤徳宇市長が視察しました。

新米の配付を受けるには、対象者に市から先月郵送された案内に記載されている申込フォームからの申請が必要で、締切は今月16日です。

伊藤徳宇市長は「この物価高騰で、それぞれのご家庭が大変な状況にあるかと思う 桑名の子どもたちに、桑名産のお米を腹いっぱい食べてもらおう、という思いで始めているので、桑名のお米美味しいなと、思って食べてもらえると嬉しい」と話していました。
希望する家庭への新米の発送は今月下旬から来年2月までを予定しているということです。
