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県内の経済情勢 8期連続で据え置き

 最近の三重県内の経済情勢について、東海財務局津財務事務所は、個人消費は持ち直しているものの、生産活動の回復のテンポは緩やかになっているとして「持ち直している」とする総括判断を8期連続で据え置きました。

 津財務事務所が3カか月に一度、県内の経済情勢の判断を行っているもので「持ち直している」とする総括判断を去年の1月以降、8期連続で据え置きました。

 項目別では「個人消費」において、コンビニエンスストアの販売で猛暑の影響により飲料やアイスなどの売り上げが伸びたことなどから「緩やかに持ち直している」と判断が上方修正された一方、ドラッグストアの販売においては店舗数が伸びておらず、販売額の伸びも鈍化していて、以前ほどの勢いが見られず「緩やかに回復している」と下方修正されました。

 また「生産活動」では、汎用・生産用・業務用機械において海外向けの牽引によって受注は増加していて、生産体制も高水準となっていることから「持ち直しつつある」と判断が上方修正されました。

 「先行き」について津財務事務所は依然として「物価上昇の継続、アメリカの通商政策、金融資本市場の変動などの影響に注意する必要がある」としています。

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