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平安時代の旅人になりきり 斎宮跡の主要なスポットを巡る 三重・明和町

平安時代の旅人になりきり、電気自動車で斎宮跡を巡る体験ツアーが、2日から三重県明和町で行われています。

参加者は、平安時代の女性が旅をする際に着ていた壺装束に着替え、平安時代の乗り物「牛車」にちなんだ小型の電気自動車「牛車(もうぐる)」に乗り、斎宮歴史博物館を出発しました。


このツアーは斎宮跡にある複数の施設を巡る周遊ルートを定着させようと、斎宮歴史博物館が企画しました。

「牛車(もうぐる)」に乗った参加者は、学芸員の解説を聞きながら、いつきのみや歴史体験館やさいくう平安の杜など、斎宮跡の主要なスポットを時速19キロ以下のゆったりした速度で巡りました。

さいくう平安の杜に到着すると、役所の中心的な建物「正殿」で写真撮影を楽しんだり、並べたハマグリの貝殻の中から対になるものを見つけて遊ぶ「貝覆い」を体験したりと、平安時代の暮らしや文化に触れていました。


体験した人は「思った以上に壺装束は着やすくて、色んなところを案内してもらって楽しかったです」と話していました。

斎宮跡を巡る「牛車(もうぐる)」の乗車体験は24日までの土曜・日曜・祝日にも実施されます。

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