新米を伊勢神宮内宮へ奉納 初穂曳「川曳」 三重・伊勢市
三重県伊勢市では15日から、今年収穫した新米を伊勢神宮に奉納する「初穂曳」が行われていて、16日は、五十鈴川をのぼり内宮に向かう「川曳」が行われました。
20年に一度の式年遷宮で行われる「お木曳行事」を継承するため、1972年から続く伊勢の伝統行事です。
16日の川曳には地域住民約1000人が参加し、地元の小学生約20人が木遣り唄を披露。続いて、クレーン車で初穂や米俵を載せた2隻の船を五十鈴川に浮かべました。
雨が強まるなか、参加者たちは法螺貝や木遣り唄を響かせながら、内宮までの約1.2キロの道のりを進みました。