9月から「緊急銃猟」制度の開始受け 発砲時の安全確保など対応手順を確認
自治体の判断で、市街地などでも猟銃の使用を可能にする「緊急銃猟」の制度開始を受け、16日、三重県松阪市で「緊急銃猟」を想定した机上訓練が行われました。
この制度は、クマやイノシシなどが農地や河川敷、建物内といった人の生活圏に出没した際、安全を確保した上で、市町村の判断により猟銃の使用を認めるもので、2025年9月から導入されています。
県内ではこれまで尾鷲市や伊勢市で訓練が行われ、16日は松阪市、多気町、明和町、大台町の1市3町の職員のほか、猟友会や警察など約30人が参加。河川敷と商業施設内での出没を想定し、地図をもとに交通規制の範囲や発砲時の安全確保などの対応手順を確認しました。
今後は、四日市市や津市などでも訓練が実施される予定です。