「速度超過は重大な事故に」 県内全域で一斉交通取り締まり
2025年に入ってから、三重県内での交通死亡事故が増加していることを受け、9日、県内全域で一斉の交通取り締まりが行われました。
県内では2025年に入り、交通死亡事故が増加していることを受け、三重県が「交通死亡事故多発警報」を9月末まで発令していましたが、期間中に死亡事故が発生し、10日まで警報が延長されています。
また、10月に入り、名張市で5人が死亡1人が大けがを負った事故も発生しています。
こうしたことを受け、9日、県内全域で一斉に交通指導取締りが行われ、このうち名張市の事故現場から約1キロ離れた国道沿いで、移動式オービスを使って速度違反などを取り締まりました。
県内では、8日時点で交通事故による死者は47人と、2024年の同じ時期と比べで13人増えていて、警察では「速度超過は、重大な事故につながる恐れがあるので、速度を確認し安全運転を心がけてほしい」と注意を呼びかけています。