再開までに最長2年の可能性 地下駐車場
9月の記録的な大雨により浸水被害を受けた四日市市の地下駐車場について、四日市市の森智広市長は、再開までに1年から2年かかる可能性があるという考えを示しました。
四日市市では、9月12日に発生した記録的な大雨により、市の中心部にある地下駐車場の「くすの木パーキング」が浸水し、274台の車が水没する被害に遭いました。
四日市市の森市長は7日の定例会見で、車の補償に関して「第3セクターのディア四日市と国などが検討していく」と述べました。
また、地下駐車場の「くすの木パーキング」は市内の中心部にあり、500台あまりの駐車スペースを抱える重要な施設であることを踏まえ、速やかな復旧が出来ないのであれば市が駐車場を受け入れ市の直営も検討していることを明らかにしました。
森市長は、地下駐車場の再開に関しては、設計から見直すと工事などに1年から2年かかる可能性があるとして「個人的な考えになるが、バスターミナルが2年後に開業する。このまま国が予定通り工事を進めてくれれば、そこまでには何とか再開してもらいたい」と述べました。