80万件が未活用 中小企業を対象とした知的財産活用セミナー
百五銀行は、新商品や新規事業の開発に関心のある中小企業を対象とした知的財産の活用方法などを学ぶセミナーを、7日、三重県四日市市内で開きました。
特許権などの知的財産を「攻めの一手」として活用するための考え方や手段などについて知ってもらおうと、初めて開かれました。
セミナーでは、特許の所有者と企業を結び付けるスタートアップ企業PATRADEの富澤正社長が講演しました。
この中で、富澤さんは日本には170万件の特許がありそのうち80万件が未活用のものだと説明し「大企業がもつ特許と中小企業の技術を組み合わせることで今までにない商品が生まれる」と話しました。