夏休みの観光客数8.7%増 約520万人に 三重

今年の夏休み期間中に三重県を訪れた観光客の数は520万人余りとなり、1日あたりの入込客数は去年に比べて8.7%増加しました。
三重県の発表によりますと今年7月19日から8月末までの44日間で伊勢神宮やナガシマリゾートなど、県内24の主な観光施設を訪れた観光客の数は522万5637人となりました。
1日あたりの入込客数は約11万8千人で、去年に比べて8.7%増加しました。
夏休み期間中に最も多くの観光客が訪れたのは、桑名市のナガシマリゾートで216万人、次いで伊勢神宮の77万4千人、鈴鹿サーキットの約30万人となっています。
1日あたりの入込客数は去年と比較可能な20施設の内16施設で、前の年を上回っていて、鳥羽市のミキモト真珠島で34%、鈴鹿サーキットで32%、鳥羽水族館で16%、菰野町の御在所ロープウエイで14%増加しました。
三重県観光部によりますと、夏休み期間中の8割にあたる36日で三重県に熱中症警戒アラートが出されていて、担当者は「猛暑の影響で外出を控えた可能性がある一方で比較的過ごしやすい屋内施設が人気を集めた」と分析しています。