統計開始以来最速 インフル流行入り

三重県内のインフルエンザの患者数が前の週から3倍以上増え、流行入りの目安とされる、1医療機関あたりの患者数が1人を上回りました。
三重県感染症情報センターによりますと、8日から14日までのインフルエンザの患者数は1医療機関あたり1.26人で、国が流行入りの目安としている1人を上回りました。
1医療機関あたりの患者数が1を上回るのは去年より約2カ月早く1999年の統計開始以来、最速だということです。
三重県によりますと、県内では新学期が始まった1日以降、小・中学生などの若年層を中心にインフルエンザの患者が増加していて、17日時点で松阪市内の小学校1校で学年閉鎖の措置がとられています。
今後、感染がさらに拡大すると予想されていて、三重県では手洗いや咳エチケットなど感染対策の徹底を呼びかけています。