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浸水被害3300件 四日市豪雨災害 17日から罹災証明など受付開始

 三重県四日市市で先週、観測史上最大の降水量を記録した大雨でこれまでの市の調査で床上・床下浸水の被害が3300件に上ることが分かりました。

 四日市市では、12日の午後10時過ぎまでの1時間に観測史上最大となる123.5ミリの猛烈な雨が降りました。

 今回の大雨を受け、四日市市では14日から住宅を中心に浸水被害の調査を行い、その結果、床上浸水が200件、床下浸水の被害が3100件で、浸水被害の数は合わせて3300件に上ることが分かりました。

 四日市市危機管理課によりますと、浸水被害は近鉄四日市駅付近を含む市内7つの地区で確認されているということです。

 国土交通省によりますと、駐車場には地下1階と地下2階を合わせて274台の車が水につかる被害を受けたということです。

 また、四日市市内では各地で災害ゴミの収集作業が行われていて、市の職員らが雨でぬれたじゅうたんや畳などを回収していました。

 今回の大雨によって、自宅や店舗などで浸水被害を受けた人たちを対象にした罹災証明書の交付申請の受付が17日から始まります。

 また、四日市商工会議所では事業者を対象に資金繰りや経営に関する相談に応じる緊急の相談窓口が17日から設けられます。

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