8つの市町からかぶせ茶や深蒸し煎茶など 「伊勢茶」の品評会
全国3位の生産量を誇る、三重県のお茶「伊勢茶」の今年の出来栄えを審査する品評会が、4日、三重県四日市市で開かれました。
品評会には四日市市、鈴鹿市など、県内8つの市町で育てられたかぶせ茶や深蒸し煎茶など、合わせて118点が出品され、三重県茶農業研究所や組合の職員17人が審査を行いました。
審査員は、茶葉の形や色などを確認したあと、実際にお湯を注ぎ香りや味などを1つ1つ丁寧に確認していました。
抹茶をはじめ海外でのお茶ブームもあり、関係者は「品評会を通してより良いお茶づくりにつながれば」と話していました。
三重県茶業会議所の後藤健治常務理事は「より良いお茶づくりに関して生産者が互いにディスカッションし、若い世代にも伝承していければ伊勢茶の継続的な産地になっていける」と話していました。
品評会は5日も開かれ入賞した生産者は11月に表彰されます