外国人観光客に英語で案内 高校生がガイド学ぶツアー
三重県内で国際交流などを行う高校生が、25日に鳥羽市のミキモト真珠島で行われた英語での案内ツアーに参加しました。
ツアーは三重県を訪れる外国人観光客に対して、県内の学生たちが英語で観光地を案内できるようになることを目指して開かれたもので、宇治山田商業高校のESS部の生徒5人が参加しました。
会場は去年1年間で約2万7500人の外国人観光客が訪れたミキモト真珠島。今回は翻訳者としても活躍し、県内外の観光地で英語で外国人観光客を案内している通訳案内士の安井久美さんが、生徒たちを外国人観光客に見立て英語でガイドしました。
安井さんは外国人観光客が知らない事が多いという真珠のできる仕組みや、美しい真珠を作る貝の種類などを英語で分かりやすく説明していました。
その後、生徒たちは真珠島で長年行われている海女漁の実演を英語の解説を聞きながら見学。時折、安井さんからのアドバイスも受けながら英語の表現に関する知識を深めていました。
三重県政策企画部の荘司栞里さんは「英語で学生の皆さんに三重県の魅力を情報発信していただいて、三重県の良さを海外含め三重県外の方々に色々知ってもらえたら」と期待を寄せていました。