住友電工グループ初の「ネットゼロ工場」を稼働
住友電工グループは、工場で消費する電力を太陽光発電でまかなうことで温室効果ガスの排出が実質ゼロとなる「ネットゼロ工場」を三重県松阪市内で稼働させました。
グループ初のネットゼロ工場として先月末から稼働したのは、自動車のワイヤーーハーネスを製造するSWS西日本の松阪工場です。
450キロワットの太陽光パネルを設置し、住友電工が開発した液体を循環させることで充放電する長寿命のレドックスフロー電池と、電気を最適に自動制御するエネルギーマネジメントシステムなどを導入したことによって、工場での温室効果ガスの排出は実質ゼロとなります。
また、余剰電力はグループ内の工場で活用されます。
20日、関係者がテープカットを行なってネットゼロ工場の稼働を祝いました。
住友電工グループでは2030年度までに温室効果ガスの排出を30パーセント以上削減。2050年度までに排出ゼロとすることを目指しています。