特有の透明感や鮮やかな色彩をライトアップ 真夏の夜のガラス展
蒸し暑い日が続く中、涼しさを感じるガラスの作品を集めた展示会が、三重県伊賀市の国史跡旧崇広堂で開かれています。
国の伝統的工芸品、伊賀焼の産地として知られる伊賀市で、市民に陶器以外の分野の芸術作品に触れてもらおうと、伊賀市文化都市協会が開いているものです。
9回目の今年は、全国で活躍するガラス作家など22人が参加していて、様々な手法を用いて独自の世界観を表現したガラス作品約400点が展示。ガラス特有の透明感や、色鮮やかな色彩をライトアップでより美しく浮かび上がらせる演出がされているほか、藤堂藩の藩校として建てられた趣のある室内とのコラボレーションも楽しむことができます。
この「真夏の夜のガラス展」は今月17日まで国史跡旧崇広堂で開かれていて、15日と16日は夜9時まで特別開館され、昼間とは異なる幻想的な空間が広がるということです。