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去年の観光入込客数は前年より減少 南海トラフ地震臨時情報など影響か

 三重県は県内における去年1年間の観光入込客数について、約3508万人となり、前の年より0.1パーセント減少したことを発表しました。一方で、観光消費額は7.3パーセント増加しています。

 三重県の調査によりますと、県内における去年1年間の観光入込客数は、3508万2千人で前の年より0.1パーセント減少しました。

 去年の夏は、酷暑により、熱中症警戒アラートの発表が増えたことや、8月に南海トラフ地震臨時情報が出されたことなどが、減少の理由として考えられています。

 なお、県内の観光地で入込客数が最も多かったのはナガシマリゾートで1340万人、次いで伊勢神宮が754万2千人、3番目におかげ横丁で516万4千人となっていて、いずれも前の年より増加しています。

 一方、去年1年間の県内の観光消費額は5236億円で前の年より7.3パーセント増加しました。

 宿泊客の割合が前の年より1.1パーセント増えたほか、消費単価も上がっていて、県では観光地の高付加価値化の取り組みが一定の効果を生んだと見ています。

 県では、今回の調査結果をいかし観光消費額の増加や宿泊の促進などにつなげていきたいとしています。

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