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「地域社会に貢献する人材に」三重大生へ奨学金採用の伝達式

 農林水産業などへの道を志す、三重大学の学生を支援する奨学生採用決定通知書の伝達式が30日、三重県四日市市にある三昌物産で行われました。

 この奨学金は、鶏肉の卸売や加工などを手掛ける三昌物産の創業者、故・渡邉文二さんが2005年度に創設したもので、毎年三重大学の生物資源学部で学ぶ学生に贈られています。

 最初に三昌物産の渡邉大雄社長が「今後の人生において大変な環境で勉学された経験は素晴らしい財産になると確信しています。地域社会に貢献する人材となって頂きたい」と挨拶しました。

 書類や面接審査を経て3年生の2人が選ばれ、三重大学の柿沼誠副学長から採用決定通知書が伝達されました。

 この奨学金は返還の必要はなく、1年に48万円の奨学金が2年間給付されます。

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