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フランス画家の影響を受けた日本の洋画家たちの作品を展示

 明治から昭和にかけて、独自の美を追求した日本の洋画家たちの作品などを紹介する特別企画展が、26日から、三重県菰野町のパラミタミュージアムで始まりました。

 企画展では、印象派を中心に国内有数のコレクションを収集する「ひろしま美術館」の作品が並んでいて、モネやピカソなどフランス近代美術を代表する巨匠たちの作品や、同じ時代にフランス画家の影響を受けた日本の洋画家たちの作品、合わせて70点が展示されています。

 中でも、フランス印象派を代表する画家のひとりルノワールが晩年に描いたこちらの作品は、ギリシャ神話の「パリスの審判」を題材としていて、生命の輝きを放つような明るさが特徴で印象派ならではの作品となっています。

 また、日本近代洋画の父と称されるの黒田清輝が描いたこちらの作品はフランス留学中に手掛けたもので、滞在先の家族を鮮やかな色彩で表現し、印象派の影響を受けたことがうかがえる作品となっています。

 西洋の近代美術と日本の洋画を名品でたどることが出来る企画展「ひろしま美術館コレクションフランス印象派から日本近代洋画まで」は、9月28日までパラミタミュージアムで開かれています。

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