桑名市などで大雨 3時間降水量最大を記録
17日は、三重県内各地で激しい雨が降り、降り始めからの雨量は、各地で平年の7月ひと月分を超える記録的な大雨となりました。
桑名市では17日昼頃、7月の観測史上最大となる1時間に72ミリの非常に激しい雨が降り、3時間降水量は144.5ミリと、統計開始以来、最大を記録しました。
この大雨の影響で、桑名市内では市内のあちらこちらで道路が冠水し、車の立往生がみられました。また近鉄やJRなどの交通機関も一時ストップしました。
また、三重県南部では17日未明から断続的に激しい雨が降り、16日深夜0時の降り始めからの雨量は、紀北町紀伊長島で366ミリ、大紀町藤坂峠で319ミリと、平年の7月ひと月分の降水量を超える大雨となりました。
津地方気象台は、これまでに降った大雨で地盤の緩んでいる所や増水している河川があるため、土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。