三重・御浜町の大型バス事故 容疑者死亡のまま書類送検
今年3月、三重県御浜町の国道で、大型の夜行バスが国道脇の防風林に突っ込み運転手1人が死亡、乗客21人がケガをした事故で、三重県警は11日、運転手の男性を過失運転致傷の疑いで、容疑者死亡のまま津地方検察庁へ書類送検しました。
この事故は、今年3月22日の午後8時半ごろ、西武観光バスが運行する夜行バスが乗客21人を乗せ、和歌山県の那智勝浦町から、さいたま市に向かう途中、御浜町下市木の国道42号で道路脇の防風林に突っ込み、運転手の50代男性が死亡、乗客21人がケガをしたものです。
警察によりますと、当時、運転手の男性が自身の体調不良を自覚していたとみられる様子がドライブレコーダーに記録されていて、三重県警は、男性運転手が異変を自覚していたにもかかわらず運転を継続し事故を起こしたと判断し、11日、過失運転致傷の疑いで、容疑者死亡のまま津地方検察庁に書類送検しました。