現職と新人の合わせて4人が立候補
物価高対策などが主な争点となる参議院選挙が3日に公示され、17日間の選挙戦が始まりました。三重選挙区では、現職と新人合わせて4人が立候補し、1議席を争います。
立候補の受付は3日午前8時30分から三重県庁講堂で始まり、各候補者の代理人らが届出順を決める抽選に臨みました。
改選1の三重選挙区に立候補したのは、届け出順に、橋本博幸さん(NHK党・新人)、吉川有美さん(自民党・現職)、小島智子さん(立憲民主党・新人)、難波聖子さん(参政党・新人)の4人です。
橋本さんは「不法外国人が出ていくよう活動していきたい。そして、発達障がいの人、身体障がい者、LGBTQの人らマイノリティーの人たちの救いの手を伸ばしていきたい」、吉川さんは「責任与党は、時に耳障りのよい言葉ではないことを言わなければならないが、皆さんの生活、未来のためにしっかり働かなければならない責任がある」、小島さんは「働く人たちが報われる社会をつくらなければこの国の未来はない。嘘をつかないまっとうな政治をする」、難波さんは「日本人の生活、国益を守るため、日本の文化や伝統を後世に引き継いでいきたい。そのためにも景気回復を」と、それぞれ訴えていました。
街頭インタビューでは「景気対策で幸せ感があるようにしてほしい」「今までのように、普通にお米が手に入るように早くなってほしい」「政党があまり多いと、それぞれの政策がどこに違いがあるのか判断に困る」「金銭的に厳しいと思うことが多いので、賃金を上げて欲しい」「みんなが平等になれるように、貧富の差の縮小とか男女間の格差をなくすとか人を大切にしてほしい」といった声があがっていました。
参議院議員選挙は7月20日に投票が行われ、4日から期日前投票が始まります。