川で泳ぐオオサンショウウオをイメージしたかき氷を採用 高校生が「夏の新スイーツ」提案
三重県名張市の高校生がこの夏に売れそうなデザートを考え、地元の洋菓子店に提案しました。
この授業は、高校生に地域や企業で活躍できる力や地域の活性化に貢献できる力を養ってもらおうと、津市に本店を置く百五銀行が初めて企画したものです。
17日は、県立名張高校でビジネスを学ぶ2年生が9班に分かれて「夏に売れそうなデザート」というテーマで、約1カ月かけて考えた店内で提供するメニューを、市内の洋菓子店・モンパクトルの代表に提案しました。
生徒たちは、20代から40代の女性がターゲットでSNS等で映えるという条件のもと、赤目四十八滝に生息するオオサンショウウオをかたどったゼリーや名張のぶどうを使ったかき氷など、地元の特徴を生かした個性あふれるアイデアを発表していました。
生徒の一人は「会社に入って新しくこれ始めてみようとか、それを提案する時に考える力がついた」と話していました。
審査の結果、川で泳ぐオオサンショウウオをイメージしたかき氷が採用され1週間後には商品化されるということです。