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「すごくありがたい」 三重でも備蓄米を販売 朝5時に来た人も

 高騰する米価格の安定化に向けて、5月から始まった政府備蓄米の販売で、13日、三重県松阪市にあるマックスバリュ川井町店で、随意契約で調達した備蓄米が販売されました。

 この備蓄米は、イオンがグループ一括で5月28日に随意契約を締結して、政府が管理する備蓄米約2万トンを調達したもので、2022年産のいわゆる「古古米」といわれるお米です。


 一袋5キロ、税込み2138円で、イオングループのマックスバリュ東海が三重県内で備蓄米を販売するのは今回が初めてです。

 13日朝5時頃から来たという人など多くの人が列をつくり、午前9時に販売が始まると並んでいた客は落ち着いた様子でお米の袋を受け取り購入していました。

 購入した人は「ずっと買えるかなと心配だったが、買えてよかった」「買うのを待っていた」「違うものを食べたりして米を減らしていたので、すごくありがたい」などと話していました。

 今回1000袋が用意され、午後4時ごろにはすべてのお米が売り切れました。

 関係者は「みなさん待っていたんだなと、本当に良かったなと思っています。今後の販売については当社のホームページで案内していきますので、そちらをご確認いただければ」と話しています。

 マックスバリュ東海では、今後も精米会社と連携して三重県を始め店舗を展開する7県でできるだけ早く販売していきたいとしています。

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