伊勢神宮・外宮に向かう御神木が三重・津市に到着

三重県津市内でも9日、ご神木を綱で曳く「お木曳き行事」が行われ、ご神木を一目見ようと市内外から大勢の人が詰めかけました。
午後2時半頃からは、津市上浜町から栄町まで約1kmにわたって、ご神木を載せた車を人々が綱で曳く奉曳行事が行われました。
奉曳(ほうえい)行事には、中勢・伊賀名張地域の神社の氏子のほか、皇學館大学の学生など約1100人が参加。「エンヤ」と曳き手の掛け声が響き、見物客は拍手をしたり、旗を振ったりしてご神木の到着を祝いました。
参加した人は「20年に度の式年遷宮ということで参加できて嬉しい」「雨ですけど楽しい。皆でいっぺんに引っ張るというのは嬉しい」などと話していました。
外宮のご神木は津市の護国神社で1泊し、10日の朝、神社を出発します。
ご神木はその後、伊勢市の度会橋で出迎えを受け、お木曳き車に積み替えられ、陸曳きで10日午後3時半頃に伊勢神宮・外宮の神域へ曳き入れられます。