JFL試合会場で火災予防について学ぶイベント 三重・鈴鹿市

サッカーアマチュア最高峰リーグ「JFL」に所属する、アトレチコ鈴鹿クラブのホームゲームにあわせて、8日、火災予防を呼びかける体験イベントが、三重県鈴鹿市で開かれました。
アトレチコ鈴鹿クラブと鈴鹿市消防本部が協力して開いたものです。
試合が行われる三重交通G スポーツの杜 鈴鹿の会場では、訓練用の消火器を使った初期消火の訓練や、火災時の煙の怖さを体験するコーナーなどが設けられました。
イベントのチラシを持参すると無料で試合が観戦できるということで、会場には多くの家族連れが訪れ、楽しみながら火災予防について学んでいました。
鈴鹿市では、去年から鈴鹿医療科学大学の学生が消防団の活動を行なっていて、イベントでも消防職員とともに啓発活動に取り組んでいました。
学生団員の田畑叶夢さんは「これから高齢化が進んでいく中で、若い世代の力というのは絶対必要になってくるので、自分たちがこうやって活動して少しでも消防や火災予防について興味を持ってもらえれば」と話しています。