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64年ぶり金メダル 卓球・戸上隼輔選手が母校へ凱旋

 5月、カタールで開かれた卓球の世界選手権の男子ダブルスで、日本勢として64年ぶりに金メダルを獲得した、三重県津市出身の戸上隼輔選手を招いた卓球イベントが地元の小学校で開かれました。

 盛大な拍手で迎えられ、集まった人たちとハイタッチを交わしながら登場した卓球の戸上隼輔選手。津市出身の戸上選手は卓球の世界選手権男子ダブルス決勝で台湾のペアを破り、悲願の金メダルに輝きました。

 地元への感謝の気持ちを込めて、戸上選手の母校である津市の修成小学校で開かれたイベントには約500人が参加。事前に寄せられた質問に答えるトークショーでは、試合前のルーティーンや津市の思い出の場所などを答えていました。

 また、プレーを披露する時間もあり、戸上選手が広い範囲を動きながら強烈なドライブを決めると参加者からは「速い」などと歓声が上がり、拍手が巻き起こっていました。

 さらに、戸上選手も通った津市にある松生卓球道場の子どもたちと対戦する時間も設けられ、子どもたちは金メダリストの技をうけたり、ラリーを繰り広げたりしながら憧れの選手に近づこうと思いを新たにしていました。

 戸上選手は「卓球の魅力というのを伝えるために、こういうイベントをやらせてもらっているので、ひとつでも頑張るモチベーションになってもらえたら。僕と一緒に夢に向かって頑張ってもらいたい。もっともっと上を目指して、次はオリンピックのダブルス、シングルスともに金メダルを目指したい」と話していました。

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