50歳で作家デビュー 絵本作家・かがくいひろしの世界展

絵本「だるまさん」シリーズなどで知られる、絵本作家かがくいひろしの絵本の魅力に迫る展覧会が、三重県四日市市立博物館で開かれています。
特別支援学校の教員として28年間にわたって、子どもたちと接してきたかがくいひろし。50歳で作家デビューし、病気で亡くなるまでの4年間に今も子どもたちから愛される絵本16作品を生み出しました。
会場には、累計発行部数1000万部を超えた絵本「だるまさん」シリーズをはじめ、かがくい絵本の全16作品すべての原画が展示されているほか、構想のもとになったアイデアノートなど関連資料約500点が並んでいます。
また、会場では、かがくい絵本を実際に手に取って読むことができるほか、かがくい絵本のキャラクターたちが登場するアニメーションが公開されるなど、思わず動き出したくなるようなかがくい絵本の世界に触れることができます。
「かがくいひろしの世界展」は6月1日まで四日市市立博物館で開かれています。