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「日本の文化・風習を今後も続けていきたい」 ちまきと柏餅求める客でにぎわう

 端午の節句の5日、三重県津市内の菓子店では、ちまきと柏餅を求める客でにぎわいました。

 ちまきは中国が起源とされ、平安時代、端午の節句とともに伝えられ、一方の柏餅は江戸時代に子孫繁栄や縁起のいい菓子として広まりました。

 そして、ちまきは関西を中心に柏餅は関東を中心に食べられていたと言われています。

 関係者は「子どもの健康や邪気払いの意味合いがあるので、思いを込めて作っている。昔から続く日本の文化、風習を今後も続けていきたい」と話しています。

 端午の節句の食文化として広まったちまきと柏餅、子どもたちの健やかな成長への願いは現代に受け継がれています。

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